弁護士登録当初から一貫して、離婚を中心とした家庭に関する事案に特に積極的に取り組み、登録10年を機に、アクセスのよい神戸駅前で独立開業しました。
家庭の問題を抱えていると、非常に辛いもので、何からどのように進めれば良いのか、何をどのように決めるのか、解決できるのかなど、いくつものご心配やご不安がおありのことと思います。けれども、問題を解決したいと勇気をもってご相談いただくことで、ご自身では解決できなかった問題をご一緒に解決することができます。
弁護士の役割は、もちろん、ご依頼者が抱えておられる紛争の解決を法的にサポートすることですが、私には、一弁護士として微力ながら、おひとりおひとりのご依頼者が抱える問題やその解決に向けたご希望の背景にある、社会の問題をしっかり見据えて誰もがより生きやすい社会に変えてゆきたいという思いがあります。
また、離婚を中心とした家庭に関する事案については、特に、法的手続だけでなく、行政・民間の各関連機関と連携し、ご依頼者に必要な情報・支援を提供できるよう心がけています。
私は、事案の解決の過程で、その主役であるご依頼者ご本人の支えとして帆走し、多くのご依頼者が本来お持ちの力を取り戻され、笑顔の多い日々を過ごしてゆかれる姿を拝見してきました。それにより、私自身、とても大きな力をいただき、励まされています。
私生活では2児の母であり、周囲のサポートを得て、2度の出産前後ほぼ切れ目なく弁護士業務を継続しました。限られた時間のなかで、悩みながら社会や家庭でさまざまな役割を果たしてゆく、そのような自身の経験も、困難に直面したご依頼者を支える力になると信じて、日々業務育児に奮闘しています。
無事解決に至ったご依頼者からは、
「ひとりで抱えていた辛さをよく理解してもらえ、話しやすかった」、
「解決が見えず苦しいときに励まされ精神的にも支えられた」、
「忍耐強く希望を聞き実現のため努力を重ねてもらった」、
「解決できた経験や力を糧に前を向いてゆきたい」
などのお言葉を頂戴しており、熱意とやりがいをもって仕事に取り組んでいます。
ご自身のため、お子様のため、ご家族のために、人生の重要なご決断をされるご依頼者を心から尊敬し、応援しています。
問題を解決したいと勇気をもってご相談に来てくださったご依頼者の様々な困難やご負担を軽減できるよう、誠意を尽くして法的支援に努めます。
大阪市生まれ
大阪府立天王寺高校、京都大学法学部、京都大学法科大学院卒業
兵庫県立女性家庭センター 法律相談担当
神戸市男女共同参画センター 法律相談担当
神戸市配偶者暴力相談支援センター 支援員向け相談、研修講師等担当(法的支援強化事業登録弁護士)
公益社団法人ひょうご被害者支援センター 理事
社会福祉法人愛神愛隣舎 監事
兵庫県弁護士会
○ジェンダーの平等に関する委員会(2016年、2019年度委員長)
○男女共同参画推進本部
○犯罪被害者支援委員会
○常議員(2021年、2022年度)
近畿弁護士会連合会 男女共同参画推進連絡協議会
ひょうご被害者支援センター 協力弁護士
離婚・DV被害者保護の実務、法的知識
性暴力被害をめぐる法的支援
セクハラ防止研修
Q&A 新・韓国家族法(日本加除出版 2015年 在日コリアン弁護士協会編著)
○離婚
離婚(離婚の是非、有責配偶者からの離婚請求)、財産分与、年金分割、慰謝料請求、未成年の子どもがいる場合の親権の決定、養育費、面会交流、離婚が成立するまでの間の婚姻費用(生活費)分担、子どもの監護者の決定
○親子
親権・監護権の決定・変更、養育費、面会交流、別居中の夫婦間での子どもの監護をめぐる紛争(子の引渡し等)、子どもの氏の変更、認知、親子関係存在不存在の確認、養子縁組、離縁(養子縁組の解消)、虐待(親権停止、親権代行者選任等)
○相続
遺産分割、遺留分減殺請求、遺言書作成、遺言無効確認、相続放棄申述
○婚姻や家族に関するその他の問題
不貞の相手方に対する慰謝料請求、円満調整、婚姻・離婚無効確認、婚約(婚姻予約)の解消とそれに伴う損害賠償請求
○損害賠償請求
ハラスメント、性暴力被害等、損害賠償請求一般
○犯罪被害者支援
特に女性に対する性暴力事案の刑事手続に伴う支援
○その他の民事事件